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日頃実行している運動とは、赤ちゃんのはいはいやよちよち歩きに始まり、二本足で歩けるまでになった。言わば自分で創り上げてきたものだ。日常生活では動けているので問題はないはずである。

スポーツや武道などの競技をする。これまでは自分自身が相手だったのが、時間や人間が相手となる。こうなると、途端にこれまで自分が創りあげてきた運動内容では全然対応できない。その競技の特性に会った運動能力を競技レベルに合わせて創りあげなければならない。

人の運動に関わる基本的な部分は胴体の部分の体幹と呼ばれる部分をいかにうまく使えるかにかかっている。ここの筋肉を鍛え体全体をバランス良く使えるようにすることが必要だ。

体幹は日常生活の中で鍛えることができるのです。その方法を紹介します。

 

体幹はどんな場所をいうのか。

体幹とは体の胴体の部分を言う。すなわち、上は肩の部分から、下は太ももの部分までをいう。

 

体幹が行う動作

体幹の基本的な動きは、次の3つの動作に分けられる。

【曲(ま)げる】

上半身を前方向に曲げる動きで、背骨がS字カーブで自立している状態から、前に背中を曲げるような動きのこと。

【反(そ)る】

上半身を後ろ方向に曲げる動きで、背骨がS字カーブで自立している状態から、後ろに背中を曲げてお腹をだしていくような動きのこと。

【捻(ねじ)る】

背骨がS字カーブで自立している状態から、両肩の高さは変わらないで右回転や左回転をすること。上半身の下側に位置する骨盤の両足を結んだ線と上半身の上側に位置する両肩を結んだ線との水平方向のずれを言う。右回転と左回転との二方向がある。

体幹の動きは、曲げる、反る、捻るの組合わせで行われている。

体幹を鍛える

【曲(ま)げる】動作を鍛える

主な筋肉は腹筋を使う。

・呼吸をつかう。

・机を使う。

・椅子をつかう。

 

【反(そ)る】動作を鍛える

主な筋肉は背筋を使う。

・呼吸をつかう。

・机をつかう。

・椅子をつかう。

 

【捻(ねじ)る】動作を鍛える

主な筋肉は広背筋を使う。

・呼吸をつかう。

・机をつかう。

・椅子をつかう。

 

体幹を日常生活の中で使う

それぞれの筋肉は連動して動くので、このしくみを利用する。

・歩いているときにトレーニング

・階段を昇降しているときにトレーニング

・エスカレーターに乗ったときにトレーニング

・エレベータに乗ったときにトレーニング

 

まとめ

いかがでしたか。

体幹を鍛えるメニューはジムなどに行けば、インストラクターの方々がいろいろ教えてくれると思います。しかし、仕事に忙しい時など、時間がとれない場合はジム通いができない時もでてきます。

そんな時は、休憩時間などに机や椅子を利用してトレーニングしてみてください。

負荷は自分で調整することができます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。