Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

丁度一年前になりますが、夕方にテレビを見ながら寝そべっていました。

右腕を上げて寝てると気持ちがなんだか良かったのです。その姿勢で右手をあげたまま寝てしまい気がついたら翌朝になっていました。その時点ではなんの変化もありませんでした。

右腕を上げると痛い!

それからしばらくして、何か右腕をあげようとすると右肩に痛みが走るようになってきました。

最初は気になるほどでもなかったのだけれども、だんだんとひどくなっていく。そんな感じで右肩の痛みが頭の中で一杯になってきます。

普通なら病院とか整体とかカイロプラティックとかに足が向くのでしょうけど、基本的に病院嫌いのわたしの気持ちは病院には向きませんでした。なので、ちょっと痛いのを我慢していました。

 

普通一週間位で痛くなくなる

通常であれば、だいたいこのような痛みは一週間から10日位でいつの間にか消えてしまうのですけれど。

今回はそうはいきません。おやぁ、何かおかしいぞ・・・これは本物か。なんて心の中で考えていました。

肩の痛みというものは、肩の関節についている筋肉の痛みが原因であるとのこと。肩を構成するのは4つの筋肉で成り立っているということをネット検索で知りました。

右腕を上げる時に傷みがでるし、ある角度以上は上がらないということで、どうも筋肉が凝り固まっているのではないか。そんな気がしました。

 

机上での長時間文章入力作業

思いついたのは、ここ数ヶ月は殆ど毎日を机の前で長時間に渡り前かがみの姿勢で、文章を書いているということに気が付きました。

両手を前にだし、肘を机の上にのせて上体の体重を支えています。そして、両手の平を下に向けてのキーボード入力をしています。横からみたら前かがみになっており、スマホ首になるような角度で作業をしているのでした。

前かがみになると、両肩が前にずれてきて、両肩が落ちますので、落ちる両肩を肩を上側に引き上げようとする筋肉に負担がかかります。

長時間の負担がかかることにより、筋肉の中の血流が悪くなり筋肉細胞の栄養素の入れ替え、酸素の供給が少量になります。

その結果、筋肉が老廃物で一杯になり新しい栄養分や酸素の入れ替えができなくなって、凝り固まってしまうことになります。

 

両手を前後にブラブラ体操

この右肩の痛みを取り去ることはできないのだろうか。

ネットで検索をしていると、参考になる体操をみつけました。

やり方は簡単です。

  • 両足を肩幅に広げて、足の内側を並行にしてつま先を前にして直立する。
  • 両手を肩の高さまで上げて、両手平を向かい合わせる。
  • 両手平はそのままで、両肩の高さから両腕を同時に振り下ろし
  • そのまま後ろの両腕が止まるところまで振り上げる。
  • 左側を向いて立っている姿を、横からみると、肩が中心となって、前の肩の高さから、後ろの4時か5時位の角度までの範囲を振り子が往復しているような感じで振られる。
  • 前後往復を一回として、最低で500回を行う。時間にすると大体15分位かかる。
  • これを、朝と昼と夜の3回実施するようにした。

 

一ヶ月続けると楽になってきた

この運動をはじめた最初の頃は、右肩が4時位の位置までには痛くて後ろ側に持っていくのはつらかった。

最初の100回とかまではそのような現象であったが、数を重ねていくうちに段々と痛みが和らぎ、また関節も柔らかくなってきてくれて、だんだんと両腕が後側にも振れるようになってきた。

くるまの暖機運転をした時みたいだ。だんだんと肩がほぐれていく感じを受けた。

一回で500回というのは多いような感じを受けたけれども、実際にやっていくと、体が感じるほぐれみたいな変化がでてくるので、その変化を楽しみながらやっているとすぐに500回というのは達成できる回数である。

やりはじめてから2週間もすると習慣化されてきて、この両手振り運動が別に苦でもなくなってきだした。この頃になると、両肩のほぐれが常態化してきていた。

肩の痛みがいつの間にか無くなってきたのだ。

 

まとめ

いかがでしたか。

普通に五十肩だと思っていましたが、ちょっとした体操で痛みが取れることができました。

両手を前後にブラブラとするだけで痛みがとれたのは、ラッキーだったのかもしれません。

案外簡単な運動で改善できることがわかりましたので、今後の肩のケアに使っていこうと思います。