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バナナは常温のままだと痛みが早いですね。

冷藏庫で冷凍すると長期期間保存できるかも

ということで、さっそく冷蔵庫に冷凍してみました。

しばらくして冷蔵庫を開けて驚きました。

なんと!! 真っ黒くなったり、茶色になったりと変色してたんです

「 バナナは冷凍するとダメ!! なのかな?」

こんなに変色してて大丈夫なのかな?

どうやって食べるの?そのまま食べてもいいの?

そんな変色の理由と変色しない方法についてお伝えします。

目次

  1. バナナ冷凍黒く変色!食べれる?
  2. バナナの冷凍変色(黒色、茶色)を防ぐ方法
  3. バナナが黒く変色する原因
  4. バナナ冷凍保存で変色する理由とは?
  5. バナナの保存方法
  6. 冷凍保存期間と解凍方法
  7. 色が変わらない冷凍の保存方法や期間とは?
  8. バナナをおいしく食べるには
  9. バナナ購入する際の選別のしかた
  10. バナナ冷凍で黒くなる・茶色になってる!そのまま食べれるの?変色の理由と対策:まとめ

バナナ冷凍黒く変色!食べれる?

シュガースポットなら食べても大丈夫

バナナ冷凍したら、皮全体に点々と黒くなっている場合があります。

これはシュガースポットと呼ばれるものですので、まず食べても問題ありません。

完熟度があがりさらに甘くなっているため、美味しく食べることができます。

真っ黒に変色しているのは確認しましょう

もしも、冷蔵庫保存していたものの皮が真っ黒になっているバナナは、用心のため皮をはがして中身を確認しましょう。

実が黒い場合は皮をむいて実が黒かった場合も基本的には問題ありません。

硬さ、匂いもいつもどおりなら、そのまま食べても大丈夫です。

ちなみに黒い部分がやんわりとなってて、食感や味に変化がおこる場合があります。

食べれないことはないいのですが、好きになれないら無理をしないで取り去りましょう。

バナナの冷凍変色(黒色、茶色)を防ぐ方法

バナナが黒色に変色の原因の通り、バナナの皮をむいたり、カットしたりした後の表面が、空気中の酸素と結びつかないようにすることで黒色に変色するのを防ぐことができます。

その方法とは、

  1. レモン汁を塗る
  2. 砂糖水を塗る
  3. シロップを塗る
  4. 果汁100%のジュースを塗る
  5. ナパージュ(ショートケーキのイチゴなどに塗ってあるツヤの出るゼリーみたいな)

などがあります。

バナナが冷凍で黒く・茶色くなる理由

バナナが冷凍中に黒や茶色に変色するのは、複数の科学的な要因によるものです。これは見た目の問題だけでなく、保存状態やバナナの質にも影響を与えます。このセクションでは、冷凍時の変色の原因を詳しく解説します。

ポリフェノールの酸化による変色

バナナには豊富なポリフェノールが含まれており、これが酸化すると変色の原因となります。冷凍中でも、ポリフェノールが酸化し、バナナの皮や果肉が黒や茶色に変わることが一般的です。この反応は、バナナが傷つくことで促進されるため、冷凍前にバナナを扱う際は注意が必要です。

実際にバナナの皮を剥き包丁とかでカットしてみると時間にして数分から十数分で黒く変色してしまいます。

見た感じがひどくなってしまう。そのためせっかく上手に切ったとしても意味が無い気分になってしまいます。

冷凍過程での細胞破壊の影響

冷凍することでバナナの細胞が破壊され、細胞内の液体が流出します。この流出した液体がバナナの表面に再凍結し、変色が進行することがあります。特に急速冷凍を行わない場合、細胞破壊が進み、見た目の変化が顕著になる傾向があります。

バナナ冷凍保存で変色する理由とは?

バナナは植物ホルモンの一種であるエチレンガスを排出し自身の完熟を早める果物です。熟成時期を越えたらエチレンの排出量は減少していって熟れる早さが自然と制限されるようになります。

けれども冷蔵庫内にものすごい量のエチレンを排出するりんごやメロン、アボカドとかがあったら、それらのエチレンに影響をうけて追熟が推進するということが黒くなる要因のひとつ。

他方で熱帯性植物のため寒さに弱く、10℃を下回る場所にあるとダメージを受けて不飽和脂肪酸がいっぱい増えてきて細胞が破損されます。それにより酵素がよく働くようになりポリフェノールが生成されるのです。

つまりは低温障害が発生することにより色が真っ黒になるんです。

バナナの保存方法

バナナの冷凍保存方法の紹介

  • そのまま皮のままで
  • 輪切りにして
  • 密封して冷凍
  • 酢酸(レモンなど)をかけて
  • 砂糖水にひたしてから
  • シロップにひたしてから
  • はちみつを塗ってから
  • 塩水にひたしてから

いくつかの保存方法を紹介します。

最適保存温度:15℃~20℃で保管する場合

一本ごとに保管:接触による痛み。バナナが発するガスにより早熟。

夏の季節では、黒や茶色の斑点がでてきたら、一本ごとにビニール袋に入れて冷蔵庫(野菜室)に保管することで長く保存できます。

食べる時は冷たくて美味しいことでしょう。

冬の季節などの気温が低い時には、最適保存温度に保ってあげることで黒い斑点がでやすくなります。

なので、温かい場所に保管するということで、保温できるもの(新聞紙・タオル・保温材など)でくるんであげるとよいです。

置き方は、一本ずつ分けて吊るしておくのがベストです。テーブルとかに直接置いたりしますと傷みやすくなります。

冷凍保存する場合

バナナをまるごと冷凍保存

1.バナナの皮をむいたものをサランラップでぴったりと包みます。

(両端は切り落としておく+レモン汁とかをかけておくと変色を防げます)

2.冷凍庫に格納します。

輪切りにして冷凍保存

1.バナナの皮をむいたものを好みの厚さに切ります。

(切り口+レモン汁とかをかけておくと変色を防げます)

2.冷凍してもよいチャック付きのビニール袋に入れます。

3.よく空気を抜いてから冷凍庫に格納します。

冷凍保存期間と解凍方法

バナナを冷凍した場合の保存期間

バナナの冷凍保存期間は、約1か月程度になります。

ですが、時間が経つごとに劣化が進みますのでなるべく早い目に食べましょう。

冷凍バナナの解凍方法

冷凍バナナは冷凍庫から取り出したら自然解凍にしましょう。

完全に戻してしまうと水分が出やすいです。

色が変わらない冷凍の保存方法や期間とは?

バナナそのままの色で冷凍保存する方法とは。

そのまま保存する

皮をむくのが常温より大変になります。

そのまま、冷凍庫保存すれば中身の変色を防ぎ、色を保つことができます。

食べる時には常温解凍後に皮をむいて食べましょう。
デメリットとして、解凍の際に水分がでます。ちょっとベチョッとした食感になることです。

空気を抜いて保存

食べ物を空気中に放置しておくと、どうしても酸化してしまいます。
酸化することにより食べ物の変色が進みます。

なので、バナナをジップロックとかフリーザーで密封。空気から遮断することが大切です。

できるなら、一口サイズ程度の大きさにしておくことで使用する際に便利。

表面をレモン汁とか砂糖水で覆う

レモン汁にあるビタミンCの酸化作用を利用します。

やり方は簡単!。 ふりかけてのばす程度でOK。

バナナの表面を砂糖水でコーティング(覆う)すると、空気を遮断するので酸化防止になります。

味が甘くなりますので、子供のおやつなどにおすすめです。

バナナをおいしく食べるには

バナナは普通に食べてもおいしいです。

さらに美味しく食べるには、40℃から50℃のお湯に5分程度つけまして。お湯からあげたら1時間程さましてから食べるという方法もあります。ほかにもいろいろな食べ方がありますので、別の記事で紹介しようと思います。

バナナ購入する際の選別のしかた

バナナは何本かまとまって房になっています。

この房の根本(ねもと)が大きくしっかりしていて茎が太くて短いもので、

  • バナナの形が丸みになっているもの。
  • バナナの皮に傷とか黒ずみがない。

以上の2つのことがあてはまるものを選択しましょう。

バナナ冷凍で黒くなる・茶色になってる!そのまま食べれるの?変色の理由と対策まとめ

バナナを冷凍保存したことにより、真っ黒く変色してしまいました。

この経験をもとに調べたことを紹介しました。

  • ☑変色したバナナは食べても大丈夫なの?
  • ☑バナナを冷凍すると真っ黒く変色するのはなぜか?
  • ☑バナナを保存する方法に関すること。
  • ☑美味しい食べ方の一例

最後まで読んでいただきありがとうございました。