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圧力鍋がお家にあってもあまり使っていないとか、


どうやって使ったらよいか分からない


なので使わずにそのままにしていらっしゃる方。


そんな方がいらっしゃるのではないでしょうか。


本記事を読んでいただくことで圧力鍋の特徴と使い方、後始末の方法や保管する時の注意点などを知ることができ


たちまち圧力鍋を使うことができるようになります。


圧力鍋の特徴

圧力鍋は、水の沸点が圧力により変化する性質を利用した調理器です。

私達の住んでいる平地の水が沸騰する温度は100℃です。圧力は約100kpaです。
圧力鍋に記載されている圧力の単位によっておおよその圧力鍋内温度が分かります。

記載圧力と圧力鍋内温度
60kpa → 113℃
80kpa → 115℃
100kpa → 120℃
146kpa → 128℃

※高温での調理により、調理時間が1/3 から1/4に短縮が期待される。

圧力鍋の使い方

●完全密封を確認すること。
●使用の際は、メーカ説明書の指示に従い安全に使いましょう。

(材料を圧力鍋に入れる)
・鍋の内側に「水位最大量」とか「豆類最大量」といった注意書きに従うこと。
・メーカの説明書の指示に従い安全に使いましょう。
・使い方を誤ると事故につながりますので十分気をつけましょう。

(加熱前の確認)
・フタの裏側にあるゴム状パッキンがフタの内側に沿って装着されていること。
・きちんと本体にフタがしまったかどうかをよく確認する。
・おもりや安全弁の詰まりがないか注意する。
・おもりをセットする時に確実にセットできてることの確認をする。

(加熱中の注意点)
・タイマーで時間をセットする。標準的に20分前後です。各製品メーカの説明書に従って下さい。
・加熱始めはピンがあがりシューシューの状態になるまで強火にします。
・中が沸騰して圧力がかかり始めると、ピンがあがり、おもりが動き始める(シューシュー言い出す)のでシューシューが止まらない程度に火力調整(弱火)する。  (これ以降は不用意におもりを触るとか、鍋を傾けるとかはしない)

(加熱後の注意)
・タイマー時間が終了と同時に加熱をストップする。(コンロのタイマーなら自動的にストップする)
・ピンが下がるまで(温度が下がるまで)放置します。
・すぐに圧を下げたい時おもりを傾けて蒸気を逃す時に蒸気が絶対に自分に当たらない方向に傾けること。なので厚手の手袋をつけるなどして防御してから蒸気を逃がしていくようにすること。
・圧力鍋の温度を下げる時に水を使う場面も考えられますが、急激な温度差を圧力鍋に与えるとひずみ発生により変形してしまう可能性があります。一度変形すると元の形に戻すのは困難です。お気をつけください。

・圧力鍋を移動させる時は極端に傾けないようにしてください。

後片付けのしかた

(圧力鍋の形状)
・圧力がかかるので通常の鍋より厚くつくられているため、重い。
・IH対応ができるように底面が分厚くなっているので、重い。
・取っ手が長手のものなので格納しにくく場所をとりやすい。
・煮物関連の料理のため焦げ付きが少なく掃除がしやすい。
・割と大きいので収納場所を悩む場合がある。
・料理のレパートリーが増えると思います。

(洗い物のしかた)
・普通の鍋と洗い方は同じでよい。重いのが難点といえば難点。
・パッキンを外して汚れが残らないように丁寧に洗うこと。

保管する時の注意点

圧力鍋は長い間つかえるものですが、パッキンなどの消耗品は途中での交換が必要になります。
購入の際に、どのような部品が必要かを確認しておくのがよろしいでしょう。

本体・部品について

本体は、形状の変形とかの発生がなければ半永久的に使用できるものです。
定期的な点検・手入れをおこない、付属部品の適切な交換を実施が必要です。

パッキンの交換

パッキンの交換は一般的に1年が目安です。
使用状態や使用頻度によって変化しますので早めの交換が推奨されます。
定期的な交換が理想。

(パッキンの交換(参考))

・圧力の上がり方が遅くなった
・圧力が上がってからすぐに下がってしまう
・以前より料理の出来栄えが落ちてきた
・パッキンの色が以前より変わってきた
・パッキンの弾力性がなく固くなっている
・加熱中に本体とフタの間から蒸気が漏れるようになった

まとめ

いかがでしたか。

今回は、圧力鍋について特徴と使い方と後片付け&保管する時の注意点を紹介しました。

圧力鍋の特徴と使い方と後片付け&保管する時の注意点を知ることで安心して圧力鍋を使うことができるように成りますし、日常の食生活を豊にしていけるようになるのではないでしょうか。

まずは、使ってみましょう。

例えば 圧力鍋でつくれば簡単レシピに短時間で柔らか大根と手羽元の作り方

とか、 圧力鍋を使った短時間でできるいわしの柔らか煮物を作ってみよう おすすめです。

お役に立てましたら幸いです。