
夫婦共働きであった時、奥さんが仕事・育児で疲れている時には、休日などの食事の用意は夫のわたしが料理をつくるお手伝いをしていました。
普段は殆ど料理することがないのです。ここは腕の見せどころなんだ。我流ながら自分のベストを尽くそう。ちょっとオーバーとも思える気持ちをもって料理をしていました。
まあ、料理に関しては見よう見真似の独学です。なので料理とはとても言えないかもしれません。料理という枠にあまりとらわれずにできることをやっております。
参考にしていただけたらと思います。
料理手順の確認
普段はあまり料理というものを作ったことがない場合には、料理の作り方はどうしたら良いのか迷ってしまいますね。
大まかな料理の流れを確認しておきましょう。
- どんな料理にするかを決める
- レシピの確認
- 材料を揃える
- 材料加工要領
- 下ごしらえ
- 料理をする
- 盛り付けるお皿を用意
- 盛り付け
- 食べる
- 後片付け
レシピの確認
今回は、カレーを例に取り上げます。
カレー(約3人分)をつくるのに使う材料
- 玉ねぎ 一玉
- 人参 一本
- じゃがいも 2個から3個
- 牛肉(又は豚肉、ミンチでも良い)
- カレーのもと
以上の5種類です。出来上がりの量はお好みで増減しましょう。
参考)夏場などは、季節の野菜である”なすび”とか”かぼちゃ”を追加したりします。
必要な道具
- 特別な調理器具は不要です
- 包丁、まな板、皮むき器、生ゴミ用ポリ袋
- その他
材料を揃える
カレーを作る材料はありますか。多分冷蔵庫に保管してあります。冷蔵庫の中を覗いてみてみましょう。
冷蔵庫に必要な材料が無ければメモ用紙に無い物リストとしてメモしておきます。
必要な材料があればそのまま使います。無ければ、買い出しにいきましょう。
日頃の買い物に慣れていないのです。どのようなものが、どのような状態で、どの辺りにあるのかさえもつかんでいません。
買い物の途中で何か分からないことがあったら、恥ずかしがらずに店員さんに教えて貰いましょう。カレーを作る材料を探していると言って、先程のメモを見せますと、きっと神対応をしてくださると思います。
よくもこんな沢山の商品の中にあるものの配置を覚えているもんだ。天才か! と思えるほど、スッと答えが帰ってきます。すばらしい。
問題は新鮮さ、価格帯、量の多少ではないかと思います。あまり悩まずに目にとまったものを買い物かごにいれましょう。
材料が揃ったらレジで支払いを済ませます。
材料の加工
下ごしらえ
下ごしらえするのは、①人参、②じゃがいも、③玉ねぎ、④お肉の4つ。
備考)下ごしらえとは、料理(煮る・炒める・揚げる・ほか)をするのにつかう材料の汚れ・皮・形などを予め加工し整えておくこと。
①人参
- 葉っぱ側の少し緑色をしている所から切断します。細い側の方も端から大体1cm位の所で切り落とします。
- 皮むき器で、皮をむいていきます。わたしの場合は、左手に人参を大きい葉っぱ側のほうを上側に持ち、皮むき器を上から下に向けて人参本体に添わせて引き下ろしていきます。そうすると皮が向かれて皮むき器の上側に分かれて出てきます。
- 流し台の浴槽みたいな所に落としておいて、後で拾い集めるようにするか、または、大きなビニール袋を台の上とか、床の上に広げて置いて、その上に人参の皮を落とすようにするとか工夫しています。
- 皮むきの場合は後の掃除が楽なのは、大きなビニール袋を広げておいた上に落とす方が楽とは思いますが、そこは好みですね。
②じゃがいも
- 最初に泥を落とすための水洗いをします。
- 全体を皮むき器でむいていきます。
- くぼみがあるところは、包丁の手前の角か、皮むき器に突起があるものだとそれをつかい、くぼみを掘り起こす感じで皮と泥ごととりだしておきます。
- 泥汚れを水洗いで落としておきます。
③玉ねぎ
- 玉ねぎを半分だけ使う場合は、まるごとを半分にカットします。使わない半分をラップでつつんで保管するようにします。
- 外側の固い皮を一枚剥がします。それでもまだ固い皮が残っているのであれば、さらに一枚剥がします。
- まず半分にします。半分にしたものを平な部分をまな板の上に乗せて縦方向に5mmの厚さ程度で切ってしまいます。
- 切った玉ねぎはボールに入れておきます。
④お肉
- 牛肉の場合は、お店でカレー用として販売しているものを購入しておくのが間違いがないと思います。
- お店になかった場合は、代用品(豚肉とかミンチとか)でもかまいません。
- カレー用牛肉の大きさはまちまちですのでだいたい大きさを揃えるようにしています。お好みの大きさにしましょう。ただし、大きさがかなり違うと熱の通り方が違ってきますのでできあがりの噛みごたえが変わってきます。ご注意下さい。
料理する
料理をするのは、みよう見真似のまったくの我流ですので、ただしい作り方ではないのかもしれません。言い方を変えれば、「男の料理」とも言えたらよいですけど。
- 鍋に水を入れます。量はその鍋(直径20cm程度)の大きさの6分、7分目位の目分量です。3人から4人用となります。
- 熱を加えてお湯にしていきます。鍋の底の面に気泡がぽつぽつと出始めたら、
- 人参をいれます。じゃがいもをいれます。玉ねぎをいれます。
- お肉を入れるのは、人参、じゃがいも、玉ねぎが茹で上がってきてからです。
- 茹で上がりの確認方法は、お箸を使って、厚めに切れてる人参のかたまりを刺してみます。スッと箸が通るようであれば茹で上がってます。
- 一番熱の通りにくい人参の固さがなくなったことの確認。つまり箸で突いてみて、通るようになったら、お肉を入れていきます。
- お肉を入れるとアクがでてきます。アクがだいたい取れるようになるまで熱を加えていきます。
- 正確ではありませんが、鍋に水をいれてから、人参が茹で上がるまでの時間は、2〜30分程度ではないでしょうか。
- お肉をいれたら、じゃがいもの出来具合をみながら煮込こみます。
- 例えば、固めのじゃがいもを食べたいのなら、少し煮込んでからカレーのもとをいれて、混ぜ続けていきます。途中で混ぜるのをやまると焦げる恐れがあるので、根気よく出来上がるまでの混ぜ続けていきます。
- 柔らかいじゃがいもを食べたいのなら、じゃがいもの状態をみながら熱を加えつづけます。水面の高さが人参、じゃがいも、玉ねぎを入れ始めの水位から1,2cm位下がったところ位までにすると、どろどろに近い状態になっているはずです。
盛り付け
- 楕円形のお皿でも、丸型のお皿でも良いですので、人数分のお皿を用意します。
- ご飯をお皿の半分くらいまで盛り付けます。
- そのごはんのとなりにカレーをおたまですくって入れてあげます。ルーが好きな人のお皿には多めのルーを入れてあげましょう。
食事する
人数分のお皿に盛り付けが終了したら、全員で集まって頂きましょう。
カレーのルーはまだ残っているはずですから、おかわりする人はしてください。
残ってしまったら、鍋をよく冷ましてから埃が入らないようにサランラップをかけて冷蔵庫に保存しましょう。
後片付け
食べ終わるのはあっという一瞬の間ですね。
毎日奥さんが料理を作ってくれるのが当たり前になっていますが、こうやって作ってみると、奥さんの苦労が見えてきます。感謝です。
カレーを食べたあとはすぐに水に浸けておくのが良いでしょう。カレーは乾いてしまうと落とすのに少し苦労しますので軽く洗っておくのがベストです。
まとめ
いかがでしたか。
カレーをつくるといっても簡単なようで実は結構な手間がかかっていますね。疲れて帰宅した奥さんはあなたが作ってくれた料理を喜んでくれるでしょう。同時に、「いつも美味しい料理をつくってくれてありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。