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Windowsパソコンがサポート切れになり、代替えのOSをLinux に変更したら、シェルスクリプトのことも学んで欲しい。

シェルスクリプトとはLinux のターミナルの中で作成できるコマンドを記載したテキスト文なのです。

このテキスト文に、定期的なバックアップ手順のコマンドを書いておき、実行できるようにしておけば良い。

このような便利なものがあるので、使えるようにしておきたい。

本記事はシェルスクリプトとはどんなもので成り立っているかを説明する。

作業の手順を記録してコマンドにおきかえる

シェルスクリプトの作り方は案外簡単である。

まずは、実現したい作業の手順を書き出そう。

そして、書き出した手順をシェルコマンドに置き換える。

これだけで、シェルスクリプトができあがるのである。

例えば、ソース側のホルダを、バックアップ側のホルダへ複写する作業手順は

// はじめ

  1. バックアップ側のホルダを削除する
  2. ソース側のホルダをバックアップ側へ複写する

// おわり

作業手順をコマンドにすると

// はじめ

  1. rm バックアップ側ホルダ
  2. cp ソース側ホルダ バックアップ側ホルダ

// おわり

これで、簡単なバックアップのシェルスクリプトを作成することができるのです。

プログラミング言語を使って実現させるような複雑なことよりも、簡単な作業を自動化させることに効果があがる。

シェルスクリプトはインタプリタ

シェルスクリプトは、作業手順を書いたテキストを、シェルコマンドに置き換えるイメージでとらえると分かりやすいだろう。

そのシェルコマンドをインタプリタで実行させる。

作業手順には、上から下へ流れる処理、繰り返し、条件分岐がある。

シェルスクリプトは、ちょっとした作業の自動化をするのに向いている。

プログラミング言語より簡単

プログラミング言語を使って実際に作業ができるようになるには、プログラムソースを作成する。そして、コンパイルというものが必要である。コンパイルは、プログラムソースをコンピューターが理解できる言葉(機械語)にまで変換してあげることを言う。

インタプリタは、コマンドが記載してあるテキストを一行ごとにコンピュータが理解できる言葉(機械語)に変換しながら処理を進めていくので処理速度は若干遅くなる。

コンパイルをしなくて良いので簡単に動作を確認することができる。

動作確認をしながらできるのがメリットだと言える。

まとめ

いかがでしたか。

自分が毎回行っている作業をみてみると、同じような手作業の繰り返しになっているものが多くあるものです。

毎日の作業を自動化して効率化するひとつの手段としてシェルスクリプトがあります。

同じような手作業(定形作業)をまとめたテキストファイルを作成すること。それを、シェルコマンドに変換する。

それを、シェルスクリプトに変換していつでも実行できるようにしておく。

そうすることにより自分の作業の効率化がはかれます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。