愛犬との散歩コースにはちょっとした小さい草むらがあった。いつもだとスルーするのだけれど、今日はどういう訳かその草むらでクンクンしている。と、急にその草むらの草を食べだした。なぜ?
イヌは肉食ではないのだろうか。?
犬が草を食べる時は
- 胃の中にあるものを吐き出す
- 繊維質やミネラルを補う
- 好み
- なにかのストレス
などの4つの原因があると言わています。
注意してあげるべきは、胃の中にあるものを吐き出すことです。
自分の体毛を毛づくろいする時に体毛を飲み込んで胃の中に入ることがあります。
自分の胃の中に溜まった体毛をだしてあげる習性で草をたべている。
そして吐き出してスッキリすることが犬自身が理解できている。
また、吐き出すという行為には、犬の内蔵の病気が関わっている場合があるので、
頻繁に吐いてしまうような時には迷わず動物病院に連れていってあげてくださいね。
なにかのストレスの場合については、ご主人があまりかまってくれないとか、運動(散歩)不足だったり、犬が飼われてる場所が良くなかったりすることです。
どんな草を食べても大丈夫?
雑草をそのまま食べさせるのはお勧めではないのです。
例えば、田んぼとか畑とかの横の道路とかあぜ道を散歩コースにされていたりすると、
農薬とか除草剤とかの薬剤がかかっていないかどうかを見極めてあげることが大切です。
その他に、排ガスがかかっていたり、虫(寄生虫)などがいたりしても目に見えにくいものです。
なので、とても不安ですね。
良くわからない場合は、食べさせないようにするのがベストです。
どうしても草を食べさせたいのであれば、薬剤とか排ガス、虫(寄生虫)などがかかっていないものを選んで食べさせたら良いでしょう。
実際に犬・猫が食べる草の栽培セットが販売されています。これを購入して自宅栽培したものを食べさせるのも良いと思います。
参考までに、犬が食べたらいけない草の種類を載せておきます。
- ネギ類(玉ねぎ、長ネギ、にんにくなど)
- ぎんなん
- アボガド
- プルーン(特に乾燥したもの)
- お花類(アロエ・シャクナゲ・ツツジ・スズラン・ヒガンバナ・パンジー・チューリップ・キョウチクトウ・菊・ユリ・フクジュソウ・ロベリア、ほか)
おわりに
いかがでしたか。
犬が草を食べているのを見たことがあります。
犬は狼の血筋なので肉食かと思っていました。草を食べる時には、体の調子が悪い時に食べるものだと教わりました。なので、大自然の中で野生として生きている場合はそうであっても、人間のペットとして飼われている犬の場合は、環境が明らかに違います。
草だけでなく、観葉植物やプランターに植えられているお花類の中にも犬にとっての毒性のあるものがあることを知りました。
犬が食べようとしている草(お花類他)がどんなものであるか確認できない限り食べさせないのが賢明です。